2月17日 バリ舞踏レッスン

 

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いよいよバリ舞踏レッスン開始!
今回は歓迎の踊りを学びます。
お客様がいらした時や、バリ舞踏公演の一番最初に
歓迎の意味を込めてお花を振りまきながら踊る、
女っぽい踊りなのです。
まずは通して踊りを見て全体をつかみ、
それからマンツーマンの指導に移ります。

言葉は片言ですが、それなりに通じます。
あとは、見よう見真似でくいついていくのみ!!
変なところは力ずくで直してくれます。

POINT
1.立ち姿勢がとにかく難しい。
足を肩幅くらいに開き、左足を心持ち前に出して、
上体をぴんと伸ばしつつ、ひざを曲げながら腰を落とし、
肘を胸の位置まで上げ、手指を手の甲に突かんばかり
にそらして、それなりの形を作ります。

2.そして大事なのは目力です。
出来るだけ大きく目を見開いて視線をはっきりと定めながら
パキパキと動かします。
そのとき大事なのは、顔は常に正面で

目だけを動かすことです。
村の一番の踊り手は、小さな頃の目の大きさで選出されると
言われる程、目は重要なものらしいです。

本番では左手に花びらが入ったお皿を持ちます。
普段使わない筋肉を駆使するので、全身ぷるぷる必死です。
基本形を作るだけでもきついのに、
それに動きが加わるとはちゃめちゃに。
唯一自信と元気が出るのが、花を撒くところ。
私の出番!とばかりに大喜びで花を撒きます。
踊りの最後は、音楽の終わりと共に体を基本形に戻し、
目の動き「セッ」(右の指先を見る)
「ポン」(正面を見る)で締めくくります。
途中、濡れお絞りやミネラルウォーターで休憩を挟みつつ、
先生とおしゃべり。小さな頃から踊っていて、引退した後、
この様に教える側にまわったそうです。
お二人ともまだ若い!けれど、この世界ではもうおばちゃんの
部類なのだそう。日本へも公演でいらしたことがあるらしく、
その時の印象などお話してくれました。

次回はいよいよお披露目会の巻。