ソウル 5 「漢南火汗蒸幕」で経路マッサージによもぎ蒸し、そして垢すり。

母と二人で汗蒸幕(ハンジュンマ)へ。
ミョンドンとホテルの中間辺りの漢南洞(ハンナムドン)にある
「漢南火汗蒸幕」を訪れました。

こちら、女性専用で24時間営業。
地元の方もいらっしゃるハンジュンマ。
ガスや電気のサウナが多い中、昔ながらの松の木を焚く方法をとっています。
あまりの高温に、ござ(蓑?)を頭からすっぽりかぶって温度調整。
まるで座っている「雪ん子」の様な状態でちょっとおかしい。

ハンジュンマ+アカスリ・経路マッサージ・ヨモギ蒸しを体験してきました。

<流れ>
メニュー選び
着替え・メイク落とし
ゲルマニウム塩サウナ
汗蒸幕
クールダウン
汗蒸幕
クールダウン
お風呂
アカスリ
紫水晶サウナ
お風呂
顔パック(海草)
全身オイルマッサージ
シャンプー&リンス
シャワー
経路マッサージ
ヨモギ蒸し
汗蒸幕
クールダウン
お土産とヤクルト、ホテルまで送っていただき終了。

盛り沢山だったので、色々とエピソードはあるけれど
印象に残ったことだけ。

汗蒸幕・・・とにかく高温!ドームの入り口を開けただけで熱気がブワッと向かってきてめげそうに。
エスキモーのイグルーを雪ではなくて石で作ったような構造。
中には松が立てかけてあり、床にはござがしきつめられている。
渡されたござを頭から円錐型にかぶったけれど、それでも暑くて何とか目だけ出すように工夫。あちかったー。

アカスリ・・・黒い下着のおばさんがダイナミックにこすってくれます。
体勢の指示の仕方が全員同じで、面白かった。
「アオムケクダサーイ!」「ウツブセクダサーイ!」

マッサージ系は全て気持ちいい。
癒し系ではなく、力強くパワフル。
経路マッサージは顔以外をお願いしたのだけど、
その後の旅の疲れがあまり残らなかった気がしたので効き目ありかも。

ヨモギ蒸し・・・ヨモギなどの漢方をぐつぐつ煎じた大きな急須を穴の開いた椅子の下に置き、肩から床まである大きなマントをかぶってその上に座ります。まるで「てるてる坊主」もしくは千と千尋の「カオナシ」。。
お尻が熱くて熱くて、、、またおばさんの指示「パタパタ、パタパタねー」。
我慢できなくなったら、裾をぱたぱたして調節してね、ってことでした。
みんな真っ赤な顔してぱたぱたしている中、一人だけ平気な顔した娘が。
知らない者同士だったけれど、6対1で「平気だなんておかしい!」と大論争。
私はちゃんと見ていました。確かにその娘の急須もぐつぐつ沸いてた!!!
でもその後汗蒸幕で一緒になった時は、「もうあかん・・・」と汗かいてたその娘。
顔だけ熱に弱かったのでしょうかね??不思議。でも可愛かった♪

全体的に何から何までいたれりつくせり。
体調悪くないか、お水は欲しくないかとの気遣いをはじめ、頭のてっぺんから足の先まで体を拭いてくださったり、移動のときは手をつないで誘導してくれたり、まるで赤ちゃんになったみたいでこっぱずかしかったけれど、悪い気分ではありませんでした。

心残りは時間との兼ね合いで、顔の経路マッサージを諦めたこと。
そうとう気持ちいいんだろうなぁ。
終了した際に、メニュー選択時に接客してくれたおばさまが「いかがでした?」と挨拶に来てくれたのでその旨を伝えたら、「ぅん、もぅっっ(だから最初に勧めたのに!)」って流し目&ウインクされながら肘でつつかれたの!!!!
まるでドラマのワンシーン。

韓ドラってほとんど見たことないのだけれど、印象としてはオーバーリアクションだなぁって感じていたの。
ドラマだからだと思っていたのだけど、素でこうなんだ~と感心した出来事でした。

内容といい、人の面白さ(親切さも)といい、大満足できたので、次回もこちらでお世話になれたらいいな。

車でホテルに送ってもらい、部屋へ。
11時まわっていました。。。
もう娘は眠っているかなと思いきや、夫と娘は大格闘。
私だけいい思いをして、申し訳ありませんでした。
そしてありがとう。

1日目、おしまい。