2月16日(水)リッツカールトンバリの部屋2

O

部屋へ目を向けると、目に入るのが大きな家具。
こちらには、テレビ・バーが内蔵されています。
かなり充実したバーでした。
そしてその隣には4人がけのデスク。
上にはスタンド・フードメニュー・ホテルの案内などが。
案内は日本語のものが置かれていました。
カバーも植物を編んだもので出来ており、
細かいところまで気を使われているのが分かります。
その横にはパーソナルチェアとオットマン
・小さなテーブルがあり、テーブルの上にはスパの案内と、
ウェルカムフルーツのスネークスキンフルーツ(サラック)が
盛られていました。

サラックとはその名の通り、蛇の革そっくりな感触の皮に包まれているフルーツで、皮は指で簡単にびりびりと破くようにむくことが出来ます。
中は百合の根のような色で納まり方はにんにくのよう。
食感はシャリシャリした感じ。味は・・・渋くて驚きました。
一つに三房くらい入っているので最初に食べたのがはずれなのかと思ったのですが、全部が全部渋くて、食べられはするけれど美味しいものではないなというのが正直なところです。

ベッドにはバリっぽい布がアクセントとしてライン状に
掛けられており、この布一枚で白い世界をアジア調に
変えてしまう力がありました。
そして枕は二つ置かれているのですが、それぞれ仕様感が違います。低い方の枕が素晴らしかった!
硬すぎず沈みすぎず、今まで使った枕の中で一番私の頭に合いました。買って帰りたかったくらい。
(私の枕遍歴。パイプ→タオル三つ折→テンピュールミレニアム→そして今はビーンズミニクッション。肩こりがひどいので枕ジプシーしています。)

ベッド横の壁には、タペストリーが。
下辺一杯に古銭が吊られている素敵なものでした。
サイドテーブルにはスタンドと電話とメモパッドとポールペンを持った木彫りの手が。行った人なら絶対覚えているだろうと思われる木彫りの手。

カーテンはボイルと遮光の二枚吊り。
窓は木製サッシ。簡単な鍵つきです。
本当に簡単な構造なのに、開けにくくていらいら。
しかも閉めても3ミリくらい隙間が開いてる。

その外はテーブルと椅子が置かれたバルコニー。
夜ですが、あちこちに置かれている照明のおかげか、
プールのあたりなどムード満点。
と思っているとバケツをひっくり返したようなスコールが。
サッシを閉めてもものすごい雨音が聞こえてきます。
いつ来るか分からないスコール。
そのためホテルのあちこちに傘が置いてあるのですが、
それがとってもバカデカイもの!
大人3人くらい余裕で納まるくらいの傘。
母は外へ出るときは日傘代わりに使っていたのですが、
子どもが大人用の傘を使っているのかってくらい大きくて、
おまけに色がとても濃い群青なので目立つこと!
日焼けしたくない方は是非どうぞ。

私たちがスコールに遭ったのはこの一回だけ。
毎日ある様な話を聞いていたので各自折り畳み傘を持ってきていたのですが、使ったのは自宅から最寄り駅まで。ただの邪魔な荷物と化してしまったのでした。
ガイドさんによると「スコールは上からじゃなくって下から降るものだから(跳ね返りのことを言っているのだと思う)折り畳み傘なんかじゃ対応できないよ~。」とのことでした。

そして最後に天井。白いシーリングファンがぐるぐる回っていました。
冷房ががんがん効いてる上、空気が撹拌されているので寒くて仕方なく即効でスイッチをオフ・窓を全開にしましたが、床が大理石なのもあってなかなか暖まらない。
もちろん暖房などないので、
寒がりの人はかなり厚手の長袖があったほうがいいと思います。
薄手の長袖じゃ全然足りなかったです。

この日は疲れ果て、部屋のチェックを終え
シャワーに入ってバタンキューでした。
そうだ、このシャワーですが、母が入ったときは勢いよくお湯が出ていたのですが、私が入るとチョロチョロしか出ない。
明日もこのくらいの水圧じゃ困るなと思いながら眠りに就いたのでした。

明日はバリ舞踏・ガムランレッスンに繰り出します。合間にデンパサールも見学してこよう。