今回は「旅育」「武蔵小杉」「子供への国際感覚教育」「格差社会」をキーワードにお話させて頂きました。
「旅は人を成長させる」と信じて活動しているこすぎトラベラーズサロン(KTS)ですが、実際旅に出るにはある程度まとまった時間もお金も必要。この格差社会で旅に出られる家庭ばかりではないことは知っています。そういう子供達は「旅育」の恩恵を受けることができないのか?
KTSを始めてからずっとモヤモヤしていた「貧困と旅」。
この会を開催するにあたって知り合うことが出来た「Airbnb」社員さんと打ち合わせする中で、一つのヒントが舞い降りて来ました。ちなみに「 Airbnb (エアビーアンドビー)」とは、世界191ヶ国34,000以上の街で泊まる場所を「貸したい人」と「借りたい人」を繋ぐサービス。
“「Airbnb」で部屋を提供すること = 「日本にいながらにして生の海外の文化や価値観に触れることの出来るチャンス」”
私の中でAirbnbは単なる部屋の貸し借りツールではなくて、人を運んで文化や価値観を交換するツールに感じたのです。旅があちらからやってきてくれるイメージ。
この会を終えてみて、それは確信に変わりました。
東京と横浜に挟まれ、通過する場所として捉えられがちな川崎ですが、交通利便性は高い。今までイメージが良いとは言えなかった分、より良くしていこうと頑張っている魅力的な人も多く伸びしろの大きな街。
世界的に「体験型/人との出会い」に旅のあり方がシフトしている今、Airbnbをハブにして、人と人とを繋げる街として世界にアピールしていけたらという妄想を広げつつ、グリーンドリンクスが取り組もうとしている「 Green drinks kawasaki ソーシャルタウンガイド」へバトンを渡すことにします。